思い返せば、サンヨンが使えない航空祭で「じゃぁ動画でも撮る?」と、D3400に70-300mmをくっ付けて撮影しようとしたのです。が、正直言って晴れた日に背面液晶は見えない。しかもコントラストAFになるしフォーカスはリアルタイムでもないし、動きものを動画で撮るなんて無理!! 動画撮るなら一眼レフじゃなくてミラーレスが必要です。
一年くらい前にようやくニコンもフルサイズミラーレス参入を果たしましたが、価格が非常にお高い!! ボディだけで30万円やら40万円もするカメラは正直言って不要です。 そんな中で、先日 新製品のZ50が発表されました。 ダブルズームキットを15万円ほどで入手可能なZ50は、なかなかわたくし好みの製品と思うのです。
ところで、ニコンはフルサイズミラーレス参入と同時に新しいマウントも発表しました。呆れるほど歴史のあるFマウントに代わるのがミラーレス専用となるZマウントです。Fマウントよりも口径が大きく、明るいレンズを設計する時に有利になるのだそうな。そんなニコンのZマウント、現在製品化されているラインナップを見てみましょう。
名称 | 希望小売価格(税込) |
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NIKKOR Z 14-30mm f/4 S | ¥186,450 |
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S | ¥336,050 |
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S | ¥150,150 |
NIKKOR Z 24mm f/1.8 S | ¥150,260 |
NIKKOR Z 35mm f/1.8 S | ¥125,400 |
NIKKOR Z 50mm f/1.8 S | ¥91,850 |
NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct | ¥1,265,000 |
NIKKOR Z 85mm f/1.8 S | ¥118,800 |
はふ。すごいですね。一番安い「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」が9万円ですか。性能は違うのでしょうが、Fマウントで同一焦点距離の「AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G」は¥35,750です。「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」に至ってはケタ間違ってるのでは?と言いたくなりますね(苦笑)。
なんとなく、Zマウントのボディを買ってもZマウントのレンズが使える日は当分来ない気がします。
先日、航空祭にサンヨンをかついで撮りに行ったのですが、なんと現地でとんでもないトラブルが。
AFが動きません
う〜む、試し撮りの時はシャカシャカ元気よく動いていたんですけどね。いざ撮影する段階になったらウンともスンとも動かなくなりました(T_T)。
選択肢としては下記となります。新サンヨンの購入もちょっと考えたのですが、新サンヨンってほいほい買える値段じゃないんです。
正直言ってサンヨンは航空祭しか使わないし、そもそも最近は小型軽量DXレンズで望遠から広角までカバンに収納できるセットを持ち歩いているので、サンヨンが多少軽くなったところで普段持ち歩く対象にはならないんですね。使用頻度を考えると20万円超はさすがにないかな〜と。
旧サンヨン新品購入もすこし考えましたが、ニコンの旧サンヨンはAF鳴きが持病のようなものでして、新品を買うよりも修理に出した方がちゃんとメンテナンスされたのが入手できるんだから良いのでは? てことで、ニコンに修理に出してみました。
修理料金 | ¥13,230 |
部品代 | ¥17,172 |
小計 | ¥30,402 |
運送料 | ¥1,700 |
消費税 | ¥3,210 |
合計 | ¥35,312 |
ン? なぜか見積の半分以下になってますな(苦笑)。なんかよくわかりませんが、ちゃんと直って戻ってきたから良しとしましょう。
ということで、修理上がりのサンヨンで試し撮り。キコキコうるさかったAF作動音もなくなってばっちりです。記録を見ると、サンヨンは購入してから7年使ってドックインになりましたので、次回ドックインまでまた7年使えるのであれば、メンテナンス料としてそう高い気もしませんね。
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