ひとりごと

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ついったー[おとなり日記] かがみさん Y.Kumagaiさん

2010/10/31 (日)

・ My GPSロガー

ご家族様用には一つあったのですが、自分用にも欲しいな〜ということでお買い上げ。Wintec WBT-202 ¥11,466也。

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ご家族様用があったので便利なことは重々承知なわけですが、どれを選ぶかとなると大問題。昔と違って選択肢はものすごく多いのですが、用途に見合った物を探す・・・というか自分の用途が何であるか見極めるのが大変。今回の場合には「GPSロガーを持ち歩いて、家に帰ってから写真にジオタグを付ける」となるのですが、持ち歩くのはいつも?旅行時だけ?とか繰り返し使える充電式? それとも電池交換できる乾電池式? など、考え出したらきりが無いです。

とりあえず機種選びの中で考えたのは下記の通り。

  1. 常時持ち歩くので小さい方が良い。キーホルダー大だと面白いかも。
  2. 電池は一回の交換/充電で長時間使えたほうがいいな(最低10時間)
  3. ログはちょくちょく消すのが面倒なので数ヶ月記録できると有り難い
  4. Macで使うのでマスストレージクラスは外せない
  5. USBで給電できれば車に放置しておくと勝手にログを取ってくれて良いかも

じつはこれ、(1)と(2)は相容れない問題です。指先大・キーホルダー大も確かに存在するのですが、どちらかというと「トレーニング用」であって、バッテリーの動作時間は短くなります。こんな状態でいくら考えても答えが出るはずもなく(^_^)、結局(2)と(3)を重視して上記の機種にしました。特徴は下記の通り。

まぁだいたいは納得いく内容なのですが、残念だったことが一点。

ログファイルが独自バイナリ形式なので ExifTool に食べさせられない

なんと、これは予想外。ログを読んだら直接ExifToolで処理する予定でしたが、これが使えないのはちょっと困りましたね。対処法が無いわけじゃなくて

などの方法が使えるのですが、どの方法がいちばん楽かは少し使ってみないとよく分からないです。

ということで、試しに大阪城をうろうろしてきたのが下図。幾つか写真を撮ってGoogle Earth用にkmzで保存してみました。下記を押すとGoogleMapで軌跡が表示されます。ログはもっと暴れると思っていたのですが、空が開けた場所だからか 曇り空に樹木の影という比較的悪条件にも関わらず通った道をかなり正確にトレースしていました。

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ちなみに、α55にはGPSが付いてるのだからGPSロガーは不要・・・と言いたいところですが、今回大阪城をうろうろするのに、初めの15分ぐらいはα55が電源入れっぱなしにも関わらず衛星を捕捉してくれませんでした。GPSロガーはD90やコンデジにも位置情報を付加するために買いましたが、α55のGPSが有効になる前に撮影したデータに位置情報を後付できるというメリットもあるようです。

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[つっこみ]

2010/10/30 (土)

・ レンズフード

α55はレンズキットを購入したので標準ズームレンズが付いてきました。が、このレンズにはレンズフードが付いていません。ニコンでは手持ちのすべてのレンズにレンズフードを付けて、そのかわりにレンズキャップを付けないという運用をしてきたのでこれではちょっと不便です。

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ということで、レンズフードをお買い上げ。Sonystyleにて¥1,701也。それにしても、これをゲットするのには苦労しました。なにしろどこにも売ってないのです。α55を注文する時にフードが無いことは分かっていたので、別のお店で同時に発注を書けていたのですが、なんと納期は一ヶ月先(ぉぃぉぃ)。それではあんまりだということでとりあえずキャンセルしたのは良いものの、頼みの綱のSonyStyleはこのレンズフードだけいつまで経っても入荷待ち。他に標準レンズも買ったのでどうでもいいかな〜と思いだしたころにようやく入荷されました。で、ポイントが余ってたのでとりあえずお買い上げと。

ということで、こんな置き方もできるようになりました。

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[つっこみ]

2010/10/24 (日)

・ Yet Another 標準レンズ

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「キットレンズをずっと使い続けよう」とのたまった手前、こういう散財はまことにお恥ずかしい限りですが、α55用に別の標準レンズを買いました(笑)。色々検討した結果、今回はタムロンA16に。じつはこのレンズ、ニコンでも同じものを持ってますが、最近まであまり良いとは思ってませんでした。確かにオールマイティとは言い難いのですが、使いどころを間違わなければ良い写りをしてくれるので、価格が手ごろなこともあってα用にもお買い上げです。プロテクタとかレンズお掃除キットとかカメラバッグとかレンズポーチとかのおまけてんこ盛りで¥31,800也。

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ということで、撮影サンプルをいくつか。タムロンのレンズの特徴はニコンと比べて色が濃いところかな〜と思います。なのでお試し撮影は植物園で。別にどうってことない写真ばっかりなのですが、実はこれらの写真はニコンのカメラでは非常に撮りにくいのです。まず一つ目は花の高さが腰の高さより低いところにありまして、こういう角度で狙うのはとてもキビしいのです。2枚目もカメラの位置は足下なんですが、α55ならバリアングルモニタを使ってライブビューで構えられます。うろうろ歩きながら撮る分には背面液晶なんかぜんぜん使わないのですが、カメラを顔から放して撮影しなければならない局面ではかなり便利だと思います。

で、右端はボディ内手ブレ補正ならではの芸当。最近A16にレンズ内手ブレ補正が付いたモデルも出てきたらしいのですが、VC付いてると重くて大きいですからね。α用には価格の安いこのモデルが一番合ってると思います。

ちなみに、ニコン用のA16NIIというモデルはAF用モーターがレンズに内蔵されていました。D40やD3000で使えるというメリットはあったのですが、その代償としてAFが遅い時間がかかる という欠点がありました。文字で書くと「じーーーー、じじ、 じ じ じ、ピピッ」という感じ。α用ではレンズ内にはモーターが入ってなくてボディ側のモーターを使うわけですが、この場合は「ジャー、ピピッ」または「ジャーーー、じ、ピピッ」という感じで、AFの時間もピントリングが回転する速度もまるで違います。ニコン用A16も旧機種はAFモーターが付いてなかったのですが、もしかしたら旧機種を買ってたらニコン用の評価もちょっと違ってたかもしれませんね。

余談ですが、望遠レンズも持っていったので途中から付け替えてみました。

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お花を撮るのは近づいて・・・と思ってたのですが、離れてでも撮れるものですな。

[つっこみ]

2010/10/17 (日)

・ α55とゴミ

D90から浮気して遊びまくっているα55ですが、実は世間で言われているような動画の問題よりももっと致命的なものがあります。下記はα55が届いてから初めて外に持ち出して撮影した絵。

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分かります? わかりにくければサムネールを押して大きくすると一目瞭然だと思いますが、左上にゴミが写り込んでいます。初日の撮影後にMacで取り込んだ絵を見てたらゴミがあるのに気付いたのですが、はじめはMacの画面についてるゴミなのかと思っちゃいました(笑)。αの透過ミラーを上げてみると確かにゴミというか塵というかそんなものがセンサーに付着していたので、ブロアーで除去。

D90にしろD3000にしろ 電源を切った時にセンサーをブルブルさせて落とす機能が付いているのですが、α55ではその機能がないので ゴミが付いたらしばらくそのままになっちゃうおそれがあります。

ちなみにα55にもメニューの中に「自動クリーニング」という項目がありまして、これを選択して実行すると ケータイのバイブ機能のような大きい振動が起こります。プレビュー時にゴミが付いてることに気付くことができれば、この機能でゴミを落とすことは可能なのでしょう。そしてニコンのように毎回作動するようになってないということは、この機能はあんまり頻繁に使うことを想定されていないのでしょう。

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ちなみに、ゴミを写し込んじゃった場合はどうにもならないのかというと、そうでもありません。上の絵は iPhoto から「レタッチ」機能を使ってグリグリ適当に直したもの。晴天の中のゴミは非常に目立つのですが、目立つ状況であればあるほど修正には都合が良いようで、ソフトウェアの力を借りて簡単に直すことはできます。この写真では完全にゴミが消えてるみたいですし、曇り空のような修正に向かない写真では完全に消えないのですが、パッと見には目立たないようには出来ます。

とはいえ、ゴミが写らないに越したことはないので、レンズ交換後はなるべくゴミが入ってないか確認するようにしなければいけないかもです。

[つっこみ]
10/18( きんふじ )
上の3枚、最初は気がつきませんでしたが、大きくしたらすぐにわかりました。確かにPCの画面にくっついているものと勘違いしちゃいそうなぼんやりなゴミですね(^^;。何かの液体が付着したもの?でしょうか。
10/18( たかたに )
液体が付着しちゃったらオオゴトですよ〜(T^T)。今回のゴミは粒というか、粉というか、そんなものが一つセンサーの上に付いてました。レンズの上や中に多量のゴミがあっても写りにはたいして影響しないのですが、センサー上のゴミは一つでもこんな風に写り込んじゃうようです。
[つっこみ]

2010/10/16 (土)

・ GPSロガーのススメ

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α55は我が家の初GPS内蔵カメラな訳ですが、一度使ってみるとGPS付きカメラってかなり便利です。ただ、カメラにGPSが内蔵されていなくとも右のようなGPSロガー(GPS-CS3K)と呼ばれる装置がありまして、これを利用して後から写真に位置情報を付加することもできます。単三乾電池1本で10時間以上もつので、充電済みeneloopを朝セットすれば途中で電池が無くなることもありません。これはだいぶ前にご家族さまのお散歩用に買ったものなのですが、一度味をしめてしまうと自分でも欲しくなってきました(^_^)。

ところで、GPSのログは単なるテキストファイルとなっていまして、GoogleMapやGoogleEarth上でオーバーレイ表示をさせたりデジカメのEXIF撮影時刻と比較して位置情報を付加したりします。こういう作業はWindows用のプログラムしか見たことがなかったので これまでぜんぜん興味が無かったのですが、先日位置情報を表示する処理を追加してる時に気付いたのですが、いつも使ってる ExifTool でGPSログから写真に位置情報を追加できる のです。いやはや、これはびっくり。

ちなみに使用方法は下記のようになります。(ログファイルがデスクトップ上の log にある場合)

[ログファイルからJPEGファイルに位置情報を追加]
% exiftool -geotag ~/Desktop/log/WG20101004005335.log DSCなんとか.JPG
[ログや写真が複数ある場合]
% exiftool -geotag "~/Desktop/log/WG2010*.log" *.JPG

当然関係のないログファイルが含まれてると時間がかかるのですが、撮影日が複数にわたっている場合はログの指定が面倒なのでワイルドカードで処理したほうが楽でしょう。ちなみに撮影日時に近いログが見当たらない場合は位置情報は付加されないようです。

[位置情報を削除]
% exiftool -geotag= なんとか.JPG

iPhotoで読み込み済みの写真に関してはちょっと細工が必要でして、

  1. 「~/Pictures/iPhoto Library/Originals/年/イベント名」にあるファイルに位置情報を付加
  2. iPhotoからイベント内の画像を選択
  3. コンテキストメニューから「場所を再スキャンを選択

とすることで位置情報が画面上で反映されます。

ちなみに、JPEG以外にもD90用のRAWファイルにも位置情報を付加できたりします。NikonのGPSユニットは持ってないので、こちらで付加した位置情報との差異はわかりませんが、iPhotoやiPod Touchで見る限りはうまく地図上にマッピングされています。

さて、自分用GPSロガーはどの機種を買おうかな?(笑)

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2010/10/12 (火)

・ 位置情報と逆ジオコーディング

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α55にGPSが内蔵されていることは先に書いた通りですが、うちのサイトでも写真を表示した時に場所が出てきたら面白いだろうなー、ということで シャッタースピードや絞りを表示する場所に座標も表示してみました。右の写真を押すと下のほうに位置情報が表示されます(要JavaScript)。

で、位置情報だけではなにがなんだか分かんないだろうから、座標を押すとさらにGoogleMapで地図を表示するようにしました。さらに座標を押すのはきっと面倒くさいだろうということで、座標の横に住所を並べて表示するようにしました。これくらい書いとけばどこで撮った写真かは一目瞭然だろうから、文章の方はだいぶサボれるかもしれません(^_^)。

ちなみに、住所の表示は当初は fetch にて HTTP でXML形式のデータを取得していたのですが、これだと自宅サーバからはうまくいくのに外部のホスティングサービスからは取得できませんでした。ということで、GoogleMap API v3 式で JavaScript にて逆ジオコーディングして formatted_address をそのまま表示しています。ホントは Placemark を使いたいところなのですが、これは入ってないみたいなので。右の写真では「日本, 大阪府大阪市住之江区南港南6丁目9−3」とか表示されて意味不明なのですが、地図表示のほうで察してあげてください。

[つっこみ]
10/14( きんふじ )
なるほど。たしかに位置情報、表示されていました。そ、それにしても、すごい写真の数々ですね・・・。飛行機のボディの模様がくっきりだし、動物の毛もふかふかしてそうだし。それにうどんがおいしそうだし、とんちゃんの迫力といったらそりゃもう(笑)。
10/15( たかたに )
位置表示なかなかおもしろいでしょ。でもってうどんも美味しそうでしょ。実際おいしかったのですが、写真でおいしそうに撮れるとは珍しいです。設定を駆使・・・したのではなくて、はやる気持ちを抑えてオートで撮っただけなのに何故かベストショットに。何とかも数打ちゃ当たるってやつですね(^_^)。
[つっこみ]

2010/10/11 (月)

・ α55 on KOMATSU 2010

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先日小松祭にα55を持っていった時の感想です。

本体とGレンズを新調して出向いた訳ですが、当日はあいにくの曇り模様。ブルーインパルスの煙もあまり冴えませんでした。

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α55には毎秒10連写というプロ用一眼レフに匹敵するほどの高速連写が備わっています。が、これって実は使いどころが難しいのです。というのも、シャッタースピード/ISO感度/絞り等がすべてカメラ任せになってしまうのです。例えば右の写真は曇り空ですから自動モードでは1/1000秒のシャッタースピードにはならないのですが、これくらいの時間でないと被写体ブレが起きるので相当上手に流し撮りしないとうまく撮影できません。てことで10連写モードが使えず毎秒6枚の連写になります(それでもスゴいですが)。

そんな訳で、飛行機を撮る時はα55と言えどもある程度 設定をしてから撮ることになります。

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自動モードで流し撮りしたのが左のような写真。流し撮りというならシャッタースピードは最低1/250ぐらいには下げるべきなのですが、このスピードでもカメラが止まっていれば被写体ぶれになりますから、一応流せてるということで(^^)。

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ちなみに、α55にはGPSが内蔵されており、位置情報を記録することができます。家でブツ撮りしかしない場合にはなんとも役に立たないシロモノなのですが、こうして外で撮影した時は場所が記録されるのはなかなか楽しいですね。

GPSは電源を入れてすぐには補足しないのですが、数枚撮影しているうちにGPSを捕まえて位置情報の記録を開始します。そのまま建物内に入った際には最後の位置情報を記録し続け、電源を切った後で次にGPSを補足するまでに撮った写真も最後のGPS補足位置となります。ということでカメラの電源を切ってから移動し、そのまま建物内で撮影した場合はぜんぜん違う位置情報が記録されたりもするわけですが、まぁそこらへんはご愛嬌ということで。

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ところで、α55はEVFまたはライブビューで使います。動画も撮れます。さらにボディ内手ブレ補正です。この3つの条件により、バッテリーを激しく消耗します。α55を使う限り、予備のバッテリーパック携帯は必須となります。これまで何日かα55とお出かけしましたが、一日撮影すれば電池はかならず無くなります。D90でも予備の電池は購入しましたが、これはホントに「予備」であって今まで外で交換したことはありませんでした。が、α55の場合は使い方にもよりますが、2〜3時間も撮影していれば無くなります。

私の場合はバッテリー2本セットを購入したので本体付属品とあわせて3本体制なのですが、それでも十分とは言い難く 1本目を使い切った後はこまめに電源OFFなどヒヤヒヤしながら使っています(笑)。普通の一眼レフカメラの場合は丸一日電源を入れっぱなしで使っても電池がなくなったりはしないのですが、α55はそういうわけにもいかないようです。撮影時の便利さがコンデジ並なのはうれしいのですが、バッテリーの持ちもコンデジ並なのはちょっと残念なところですね。ちなみに、バッテリーのフル充電には1本につき4時間かかります。旅行に行く際にはバッテリー2本ならなんとか夜中に差し替えて充電も可能でしょうが、3本となるとすべてを使い切った時に翌日に充電が間に合いません。バッテリーの本数が多い時はバッテリーチャージャーも複数必要だと思いました。101011-6

なお、α55は動画の撮影ができますが、長時間動画を録画しているとCMOSセンサーが発熱して撮影不可能な状態に陥ります。いきなりこの状態になるとパニックになる可能性がありますが、使ってるとファインダーの中にデカデカと警告マークが出て文字で説明される(EVFの強みですね)ので事情がわかっていればさほど恐れることはありません。実際、小松祭では動画撮影時に発熱警告がでましたが、その後しばらく動画撮影を控えて静止画の連写のみで使ったところ 再度警告が出ることもなく、シャットダウンも起きませんでした。おそらく静止画の連写ではいくら撮っても警告は出ないんじゃないかと思います。

ということで、撮れなかったらどうしよう? と思いながらD90用の望遠レンズもバッグに忍ばせていた小松祭ですが、α55だけでも撮影可能なことがわかりました。ちなみに最後の2枚は小松祭前日の訓練飛行を空港側から撮ったもの。前日のお試し撮影の方が天気が良くて綺麗に撮れたとはなんとも皮肉な話です(^_^)。

[つっこみ]

2010/10/10 (日)

・ アルファレンズいろいろ

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α55を買ったといっても、レンズ交換型デジタルカメラですからレンズがなきゃ写りません。ということでいろいろ調達してみるの図。

右から「Tamron 18-200mm F3.5-6.3(A14S)」「Sony DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM (SAL1855) 」「Sony AF DT 50mm F1.8 SAM(SAL50F18)」「Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM(SAL70300G)」となります。本体と一緒に付いてきた標準ズームレンズと写りのよい望遠レンズに加えて使い勝手のよい 50mm の単焦点と使いやすい高倍率ズーム。レンズ資産が無い状態からのスタートですが、これだけ揃えればとりあえず不満を感じることはないでしょう。

ということで、作例を交えてレンズの感想などを

Tamron 18-200mm F3.5-6.3(A14S)
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18mm〜200mmをカバーする高倍率ズームレンズ。キットレンズと始まりが同じで長いところまで撮れます。ただ、高倍率ズームの欠点は歪曲が大きく色収差が発生しやすいこと。最新型の高価な高倍率ズームは割とそこらへんをうまく仕上げているようなのですが、このレンズはそんなに新しくないので、上の例で明らかなように性能は良くありません。ただ、価格が¥16,700と非常に安く重量もそんなに重くないのが特徴。このレンズってダブルズームキットとボディ単体の差額よりも安いんです。D90ではレンズ内にVRが無いとブレブレになっちゃいますので、ボディ内に手ブレ防止機能をもったαならではの選択となります。

価格の割に写りがよいのが一般的なキットレンズと比較するとどうしてもダメダメな写りになっちゃうのは残念なところですが、レンズ一つで広角からズームまで撮れるのはなかなか便利。気合いの入った撮影には使えませんが、旅行とかイベントの記録には非常に便利っぽいです。

Sony DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM (SAL1855)
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必ずしも必要とは言えないスペックのレンズでしたが、ボディのみとの差額が5千円だったので当然のことながらレンズキットを選んだことで付いてきたもの。造りは Nikon製よりも安っぽいのですが、写りはさすがにキットレンズだけあってスバラシイです。しかしキットレンズって写りに不満が出てきたときの対処が難しいですね。かなり高価なズームレンズを買ったところで、割と安い単焦点にはかなわないわけで、高額商品をかなり妥協して買うことになります。それなら写りを妥協してキットレンズをずっと使い続けよう!! というのは一つの考え方だと思います。
Sony AF DT 50mm F1.8 SAM(SAL50F18)
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D90では35mm単焦点を買った後も50mm単焦点が室内ブツ撮りでいちばん出番が多いです。ということで、αでも同じ長さのレンズを購入。しかもαって単焦点がNikonよりもずいぶん安いんですよ。これも SonyStyleで¥14,784で買えました。

単焦点レンズってファインダーをのぞいた時に「おぉぉ、明るいーー。すごーーーい」という感動があるのですが、α55では一味違います。暗いズームレンズでも明るい単焦点でも どっちでも明るく見えるのです(笑)。電子ビューファインダー上ではセンサーで暗く写った像が持ち上げられて明るくなるからなのですが、イマイチ単焦点の有り難みが感じにくくなります。それでも水族館のような「暗いのにシャッタースピードを上げなければならない」場所では大活躍。そして言うまでもないですがボディ内手ブレ補正なので安い単焦点でも手ブレ補正が効きます。Nikonもボディ内で処理してくれたらいいのにね。

Sony 70-300mm F4.5-5.6 G SSM(SAL70300G)
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このレンズは生涯散財した中で最も高額なレンズ。SonyStyleにて ¥79.380也。SONYでも75-300mmという長さで2万円ぐらいのレンズはあるのですが、口コミによると両者には歴然の差があるのだとか。ニコンの70-300VRはすごく写りがよいのでこの価格帯であれば良かったのですが、一足飛びでGレンズです(T^T)。

しかしまぁ、噂にたがわず良いレンズですね。毛並みがものすごく綺麗に見えます。Nikkor70-300VRよりも若干写りが良さそうですしAFは明らかに早いですし、価格を無視すれば無条件にこちらが良いと思います。一番上の18-200などとは比較するのも失礼です(^_^)。ちなみにα55では動画の撮影中にオートフォーカスが効くのですが、超音波モーターを内蔵したこのレンズは上の3つと違ってAF動作音が記録されずに済むようです。

ということで性格の異なる4本のレンズですのでそれぞれ出番があることでしょう。ちなみに初めレンズには「MACRO」と表記があります。確かに最短撮影距離が短いので 倍率は高くなる・・・のですが、この写りですからマクロレンズの代わりにはなりそうにありません。あと1本 TAMRON90mmマクロでも揃えれば 完全にα55をD90の代わりに使えるかもしれませんね。

[つっこみ]

2010/10/09 (土)

・ はじめてのアルファ

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お高いカメラはD90が最初で最後なので、もう一生買うことは無い・・・と思っていたのですが、なんかまた買っちゃいました。SONY α55 ズームレンズキット、 Sonystyleにて¥80,580也。

はじめは最近発表になった Nikon のDX専用55-300VRレンズが軽くていいな〜と思っていたのですが、それを買うなら新製品のD3100をダブルズームレンズキットで買っちゃうのも悪くないかも? とも考えました。が、それより少し前に発表になったα55ってスペックを比較するとD3100よりも価格差以上にスゴすぎる!! ってことで散財。なんか最近レンズ沼ならぬボディ沼にハマっている気がします。

それはともかく(^^)、このα55ってばスゴいんです。なにがスゴいのかというと、一眼レフと同じような見た目なのに電子ファインダーが付いてるんです。いま流行りの「ミラーレス一眼」ではなく、ミラーは付いてるけど、これは一部を反射させるだけの半透過ミラー。反射させた一部の光は位相差式のオートフォーカスに使われます。これだと当然ファインダーに行く光がありませんから、透過させたほうのセンサーで拾った画像を電子ファインダーまたは背面液晶で見ながら撮影するわけです。

カメラ選びの際に非常に大きなウェイトを占める光学ファインダー。α55ではすっぱり諦めて電子ファインダーを搭載したわけですが、この無謀な冒険によって幾つかの大きなメリットが生まれてくるのです。

  1. プリズムを搭載しないことによるペンタ部の小型化
  2. ミラーを動作させないことによる高速連写
  3. 電子ファインダー内での撮影済み写真プレビュー
  4. 電子ファインダーへの撮影情報投影
  5. ホワイトバランス・露出の撮影前プレビュー
  6. ライブビュー撮影時の位相差AF

デジタルカメラでの撮影は撮影後すぐにプレビューできますから、撮影してダメだと思ったら撮り直せるわけです。が、炎天下では背面液晶がよく見えないことが多いのです。まぁちゃんと撮れてるだろう・・・とおもいつつ家に帰ってから「あ゛っ」てなこともよくありました。が、ファインダーをのぞき込んでプレビューできるのであれば炎天下でも関係ありません。ホワイトバランスや露出が大きく狂っていればファインダーをのぞいた時点でわかりますし、数値を変えればすぐに画面に反映されますから「最適値に調整してから撮る」という通常の一眼レフでは熟練者しかできない芸当が簡単にできちゃったりします。また、D90ではギコギコ言うだけで結局ピントがあわない事が多いライブビューもコンデジより早く正確にピントが合います。

ということで、ちょっと撮影したサンプル。

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うどん+カニ丼 夕焼け くらげ?
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とんちゃん 室内ノーフラッシュ 晴天

先日 CyberShot DSC-WX5 を買ったわけですが、これに搭載されている「お手軽全自動撮影」が、なんとα55にも入っています。オートにしておくだけで被写体が人物なら顔にピントが合うし、風景ならば適当に絞ってくれるし、暗いとこならISO感度を上げ、マクロ撮影時にはマルチショットで失敗を減らす、etc。なんというか、至れり尽くせり。写真マニアは自分で思い描いた設定を駆使して写真に写し込むのが楽しいのだと思うのですが、私のようなシロートは難しい設定はよくわかりませんから、とりあえず見えてる景色が写り込んでくれるカメラがあればそっちのほうが有り難いです(^_^)。D90にも全自動モードがあり、そこそこ綺麗に写ってくれるのですが、α55の全自動はさらに上を行っています。もはや自動モード以外を使う必要性が認められません(苦笑)。

どう考えても全自動モードを主体で使うことしか考えられていないバカチョンカメラなのに、本格一眼レフなみの写り。マルチショットを使えばそこいらの一眼レフよりもノイズが少なくシャープな絵が撮れるという変なカメラ。D90のサブとして使うつもりでしたが、ちょっと使ってみて「これメインでもいいんじゃない?」という気がしてきました。

[つっこみ]

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