プロトコルが『ロウ』ってのが意味不明だったのですが、これってよく考えたら『RAW』のことなんですね・・・。うむむむ、毎度のことながらマイクロソフト流翻訳は簡単な事柄を難しくする見事な手法だと感心してしまいます。
さて、rawとか9100で引いてみると だいぶ引っかかりました。要するにlpdよりもちーぷなプリントサーバのようです(苦笑)。で、印刷するには9100ポートにそのまま垂れ流せば良いのだとか。こちらのページを参考にして、ports/net/netcat を使って実験してみました。使用したものは過去に受信したFAXをg3topbm~pbmtolj にて LaserJet用に変換したものです。
$ cat ほげほげ | nc -w 3 プリンタのIPアドレス 9100ちゃんと印刷されました、ぱちぱち。
ただ、ひとつ気になることがありまして、印刷中はディスプレイに『印刷中です』と分かりやすく表示されるのですが、上の方法では印刷が終わってもずっと『印刷中です』なんですね。LaserJet用じゃなくて、hpijsでデータを作らないといけないのかな~。
ま、なんとかなりそうなことはわかったので、細かい調整はまた今度です。□ 関連記事
数日前からWWWをうろうろしているとよく固まるのです。ブラウザが固まるのではなくて、ネットワークが固まって流れないようになります。Bフレッツの調子が悪い? と疑ったりもしますが、おうちサーバからいろいろ調べてみる限りは異常は見られません。それで、いつも使っている squid proxy cache を切ってみると、問題なく流れるようになるんですねー。
今まで特に問題なかったのに、なんで急に squid を通すとおかしくなるようになっちゃったのだろう? としばらく謎だったのですが、squidのアクセスログを眺めていると謎が解けました。私の使っているブラウザにはポップアップ広告除去のために Google Toolbar が入っているのですが、これにくっついてるPageRank表示機能を機能させるために、ページを移動するたびに
GET http://216.239.39.104/search? なんたらかんたらのようなリクエストを発行するようなのです。それで、たまたまコケてただけと思うのですが、問題が起こっているときにこのIPアドレスにpingをうってみると反応がないのです(^^;)。もちろん www.google.com と同じでIPアドレスはぐるぐる回っているのですが、これが逆に問題。squidでは『一定数』のリクエストに対して同時に処理しようと試みるのですが、反応がない場合は数秒~十数秒間待ちつづけてしまいます。で、この間に辛抱たまらず他のページをうろうろ移動しようとすると、GoogleToolbarのリクエストだけで『一定数』に達してしまい、他のリクエストを処理できない→固まる、ということになってしまうようです。 ということで、対策。要はsquidを通さなければうまくいくので、proxy自動設定に除外リストを加えてみました。
function FindProxyForURL(url,host)
{
if (!isInNet(myIpAddress(),"10.0.0.0","255.255.255.0")) {
return "DIRECT";
}
if (isPlainHostName(host)
|| dnsDomainIs(host,"toriyu.dd.que.ne.jp")
|| 略
|| url.match(/search\?/)
) {
return "DIRECT";
} else {
return "PROXY 10.0.0.1:3128; DIRECT";
}
}
これで多い日も安心。どうせ動的なページではsquidは役に立たないのだから、 url.match(/\?/) としてしまっても良いかもしれません。