いつの間にか発売されていたのに気が付いて、本日会社の帰りに買ってきました。前に言ってたやつなのですが、HP PSC 2550という プリンタ+スキャナ+メモリーカードリーダ+コピー+FAX+カラー液晶+無線LAN+両面印刷 という全有りモデルです。ヨドバシカメラにて¥52,800也(値引き無しだよ、とほほ)。
さて、我が家にはプリンタもスキャナもFAXモデム+T20サーバもメモリカードリーダもありますから、これを買ったからといって特にできることが増えるわけではありません。が、プリンタの共有は外付けプリントサーバ+sambaで行っており普通に動いている分にはよいのですが、おかしくなったときにログインしてジョブをクリアしたりするのは(ご家族さまには)不可能、スキャナがあっても使い方が難しいし私のPCに繋がっているだけなのでメモ紙を一枚コピーすることすらできない、などなど どう考えても簡単なことをするのに敷居が高すぎるのです。
てなわけで、複合機の出番。実際に使ってみましたが、コピーをとる場合は紙を置いてコピーモードにして(なってる場合が多い)カラーかモノクロボタンを押すだけでコピーできます。おぉぉ、これなら誰にでも使えます(^^;)。でもってご家族様ようなのでご家族様の居住空間に配置するわけですが、見ての通りぐちゃぐちゃです(笑)。ここって冷凍ケースの上なんですね。計りとかハシゴも見えますね。無線LANがなんで必要なのかだいたい分かっていただけるかと思います(汗)。
そんなわけで、下記は使ってみた感想。
ということで、価格を考慮しなければなかなか良い品物のようです。実は無線LANは単に付いてるだけで、共有できるのはプリンタだけという中途半端なものを想像していたのですが、スキャナもカードリーダもちゃんと無線LANで共有できるのですねー。これはびっくりです。プリンタドライバの設定画面からはインク残量が見えないようなのですが、この点もプリンタにWWWサーバが入っていて(笑)、こちらからは見えるようになっています。今のところ 実用上では非の打ち所がありません。
余談ですがこのプリンタ、有線LANと無線LANが付いているのですが、どちらかしか使えないのです(有線LANを差し込むと無線LANが無効になる)。説明書を見ながらなんでこんな変な仕様なのかと思っていたのですが、IPアドレス設定時に謎が解けました。はじめ私は有線LANと無線LANの両方に異なるMACアドレスがあると思ったので おうちのDHCPサーバに二つエントリを作成してIPアドレスを二つ用意しようと思ったのです。ん、まてよ、Windowsからの出力はどっちに向けるのだ? これでは困るからDHCPは使わずに両方同じIPアドレスに設定せねば・・・。などと思っていたのですが、よく見てみるとこの機械、MACアドレスは一つしかないんですね。そう、無線と有線が共用なのです。この場合問題は起こりません。それを実現するための『無線/有線どちらかのみ対応』だったんですねー。いやはや、実際に使ってみるまでぜんぜん気づきませんでした。
さらに余談ですが、付属ドライバでプリンタ無線LAN共有すると、Windowsのポート設定はこんな感じになります。lprでやってるのかとおもったらそうじゃないのですね。ロウ設定ってなんだろう?? 現在FAXが来たらlpdのプリントサーバに投げるようになっているのですが、こっちに置き換えるのはちょっと無理かもしれません。
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